この会社、「残業」「休日出勤」はどれくらいあるのかな?
転職先として考えている会社が、どれくらい「残業」や「休日出勤」があるのか気になりませんか?
しかし、面接で何でもかんでもストレートに確認すると、選考に影響を与えてしまうことも・・・
実は、面接での『質問の仕方』を工夫するだけで、悪い印象を与えずに「残業」「休日出勤」について聞き出すことができます。
ポイントは、「残業」「休日出勤」に前向きな姿勢で質問することです。
この記事では「上手な質問方法5選」を紹介しています。
上手な質問方法5選
この聞き方をすれば、面接官に悪い印象を与えることはありません。
私も「残業」「休日出勤」の有無にこだわって転職活動を行っていたため、この質問は非常に役に立ちました。
順番に解説していきます。
ちなみに、どうしても自分では聞きづらい場合は「転職エージェント」に代わりに聞いてもらうという方法もあります。
>>転職エージェントに代わりに聞いてもらう方法とは?
上手な『質問方法』5選

「残業」「休日出勤」などの聞きづらいことを上手に聞く『質問方法』はこちらの5つ。
上手な質問方法5選
ここでの上手な『質問方法』とは、面接官に悪い印象を与えない質問方法です。
順番に紹介します。
1日のスケジュールを聞く

「1日のスケジュールを教えてください」
このよう1日のスケジュールを具体的に聞くことで残業が慢性化しているか確かめる事ができます。
ポイントは出勤〜退勤まで具体的に聞くこと。スケジュールの説明を聞いて、定時で終わっているようであれば大丈夫です。
しかし、定時後もなにかしらの仕事をしているようであれば、その会社は残業が慢性化している企業の可能性も。
○ 8:00出勤、朝礼、外回り、昼休憩、書類作成、17:00退勤
✖️ 8:00出勤、朝礼、外回り、昼休憩、会議、19:00書類作成、21:00退勤
この質問ならば、自然な流れで「社員が何時くらいに退勤しているか」を確認することが可能です。
さらにスケジュールを聞くことで、やる気アピールにもなります。実際に働くイメージもでき、一石三鳥の質問です。
「残業したい人」を演じる

- 「残業はどのくらいできますか?」
- 「休日出勤はできますか?」
このように「残業、休日出勤があるのは当たり前。むしろ、やっていいですか?」
そのようなスタンスで質問すれば、悪い印象にはなりません。「残業したい人」を演じましょう。
そして面接官が「うちの会社は毎日残業できるよ!」「みんな毎週休日出勤してるよ!」と答えた場合、内定辞退すればいいだけです。
もし「うちの会社はあまり残業はないですね」と答えた場合は、「そうなんですか!私も生産性を意識して、なるべく残業しないように仕事をしたいと思っています」と言って共感しましょう。
『生産性』というワードを出すことで、ただ残業したく無いというわけでなく、会社がプラスになるよう考えていますよ!とアピールもできます。
「YES」か「NO」で答えられるように聞く

「月の残業時間は40時間ほどだと思っていればいいでしょうか?」
このように『具体的な数字』を出しつつ、YESかNOで答えらえる質問の仕方をします。
すると面接官も、「いや、そんなに残業はしていません。大体20時間ぐらいです。」といったように具体な残業時間を教えてくれるはずです。
この質問なら採用担当者に悪い印象を持たれることなく具体的な残業時間を聞き出すことができます。

残業時間は多めに設定した『月40時間』という数字を出すのがおすすめです!
理由をつけて聞く


「残業量次第では引っ越しも考えているのですが、月平均何時間くらいでしょうか?」
このように「引越し」という理由をつけるのも一つの手です。そうすれば「仕事をするために引越しも考えてるやる気のある人」という印象になります。
ただ、注意したいのは必ず「仕事に前向きな理由」である事。
- 子供のお迎えがあるので
- プライベートを大事にしたいので
このような理由は「個人の都合」とされてしまうので、避けましょう。



個人都合の理由では悪い印象を持たれる場合もあります!
質問されるのを待つ


面接官側から質問されるのを待つのも一つの手段です。企業によっては「残業は可能ですか?」と聞いてくることもあります。
その時はとりあえず「はい、可能です!」と答えるのが正解です。しかし、それだけでは正解な残業時間がわからないまま。
そんな時は「前職では月20時間程残業をしていました。御社もそれくらいと考えておけばいいでしょうか?」と返答に付け加えましょう。
こうすれば自然な流れで残業時間について聞くことができます。
<正解の解答例>



残業は可能ですか?



はい、大丈夫です。ただ、生産性を意識して、なるべく残業しないように仕事をしたいと思っています!



ちなみに前職では月20時間程残業をしていました。
御社もそれくらいと考えておけばいいでしょうか?
残業について向こうから話を振ってきた場合は大チャンスです。「残業時間はどれくらいか?」を確認しておきましょう。



あまりしつこくならないように、さらっと聞くことがポイントです。
質問するタイミングは面接の最後の「逆質問」
「残業」や「休日出勤」について聞くベストなタイミングは面接最後の「逆質問」の時です。
面接の最後には必ず「何か質問はありますか?」と面接官に言われます。そこで「残業」や「休日出勤」について質問しましょう。



何か質問はありますか?



(おっ、きたきた)
ただ、逆質問が「残業」や「休日出勤」のことだけだと印象が悪くなる恐れもあります。そのため、「逆質問」は2つ以上用意しておくのがベストです。
1つ目は通常の質問、2つ目に聞きにくい待遇に関する質問をする。
そうすることで、待遇の質問だけが面接担当者の頭に残ることを防げます。
仕事に前向きな姿勢を伝える
質問する際は、「仕事に前向きな姿勢を伝えること」を意識しましょう。
- 「残業ってどれくらいありますか?」
- 「休日出勤ってありますか?」
このような質問の仕方だと「残業も休日出勤もしたくない!」という気持ちが企業に伝わってしまいます。
そして「この人はうちの会社で頑張ってくれるのかな?」と思われてしまう可能性も。
そのため、必ず仕事に前向きな姿勢を伝えることが重要です。



質問の仕方を変えるだけで、与える印象が変わります!
そして、残業時間を聞く理由として「ワークライフバランスを重視したい」という理由も避けましょう。
「仕事」と「仕事以外の生活」との調和をとり、その両方を充実させる働き方・生き方」のこと
もちろん「ワークライフバランス」を重視することは正しいです。
しかし、面接官をしているのは、ある程度出世された方ばかり。そんな人は基本的に仕事に人生を捧げて、がむしゃらに働いてきた人が多いです。
そのため「ワークライフバランス」について語っても心に響きません。むしろ、悪い印象を与えてしまう可能性もあるので、避けましょう。
ビビりながら質問しない


ビビらずに「堂々」と質問しましょう。
質問する際に「これを聞いたらまずいかな・・・」という雰囲気を出すと、企業に悪い印象を与えてしまいます。
自信を持って「~という理由があって確認したいんだ!」と強い意志を示す。そうすることで、あなたが語る理由に信憑性が出て、印象も良くなります。
内定獲得後に聞くのもアリ


内定後に確認する方法もおすすめ。
企業があなたに内定を出したということは、自社で働いて欲しいと考えています。そのため、内定辞退を避けるために親身に回答してくれるはずです。
また、このタイミングで聞くことで、面接時のように「こんなことを聞いたら印象が悪くなるのでは」と恐れる必要もありません。
つまり、内定を得て立場が有利になったタイミングで聞きたいことを聞くということです。
聞きにくいなら転職エージェントに任せる


やっぱり、どうしても直接は聞きづらい・・・。
そんな時、内定後であれば『転職エージェント』が代わりに「聞きづらい事」を質問してくれます。
『転職エージェント』とは、プロのアドバイザーが私たちの転職活動をサポートしてくれるサービスです。
どなたでも利用でき、登録無料のため費用は一切かかりません。
『転職エージェント』は転職活動のプロのため、上手に聞き出してくれます。内定後に「転職エージェント」へお願いしてみましょう。
<転職エージェントに確認してもらう方法>



「残業時間」「休日出勤」がどうしても気になる・・・
ぼくの代わりに企業へ確認してもらえますか?



お任せください!
気になることはなんでも聞きますよ!
聞きづらいことを企業に質問してもらうには、転職エージェント経由での応募が必要です。そのため、まず『転職エージェント』に登録してから応募しましょう。
とはいえ「転職エージェント」もたくさんあるのでどこに登録すればいいのか悩みますよね。
そこで、転職エージェントを使い倒した私がおすすめする「転職エージェント」をこちらの記事にまとめました↓↓
>>【2022年版】おすすめ転職エージェント厳選3社!人気の特徴を徹底比較!
もし『転職エージェント』を使用したことがないという方は、こちらの記事で詳しく解説しています↓↓
>>【知らないと損をする】転職エージェントとは?失敗しない利用方法を徹底解説!
まとめ:どんな事も前向きな姿勢で質問する


面接で悪い印象を与えずに「残業」「休日出勤」について聞き出す「上手な質問方法」を紹介しました。
「上手な質問方法5選」はこちら。
上手な質問方法5選
ポイントは、「残業」「休日出勤」に前向きな姿勢で質問することです。
とはいえ、自分自身では聞きづらいものですよね。そんな時は「転職エージェント」に頼んで聞いてもらいましょう。余計な気を使わずに確認できますよ。
まだ『転職エージェント』を利用したことがないという方は、こちらの記事で詳しく解説しています↓↓
>>【知らないと損をする】転職エージェントとは?失敗しない利用方法を徹底解説!


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